従来、自治会が所有する土地や建物は、自治会名義で登記をすることができませんでした。以前の自治会は、権利義務をもたない「無能力」でした。そこで、平成3年4月に地方自治法が一部改正されて、法人化することができるようになりました。法人化された自治会は、「認可地縁団体」と呼ばれ
土地や建物を登記できるようになったり、通帳も自治会名義で作れるようになります。認可地縁団体となるためには、市町村町の認可が必要です。近所の自治会の方から、土地を自治会名義にするための登記の依頼を受けました。認可を受けていたので、登記に必要な書類を取得してもらうことにしました。