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認知症について

法定後見制度には、後見・保佐・補助の3つの制度があります。後見は判断能力が欠けているのが通常の状態の方、保佐は判断能力が著しく不十分な方のための制度です。

私は後見人も保佐人もしていますが、被保佐人の方は、自分で判断できることも多いので自宅で生活している方もいます。軽度の認知症の方の場合は、話をしているときは普通なのですが、すぐに忘れてしまうことがあります。本人も、物事を忘れてしまうことがつらいようですが、忘れてしまったことを忘れていることもよくあります。周りの人もあまり気にせずに、病気なのだと割り切っていくことも大切だと思います。

これから、認知症の方はますます増えると予想されます。

しかし、認知症になっても、その人らしく生きることができる社会になればいいなと思います。